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きあらセミナー 月桃水きあらセミナー1

 まず、「きあら」について述べる前に、月桃とはなんぞやということから始めたいと思います。「きあら」は月桃そのものなので、月桃を知ることが「きあら」を知ることにつながります。

〜月桃(ゲットウ)〜

学名:Alpinia Speciosa
和名:ゲットウ
方言名:サンニン

 月桃はショウガ科ハナショウガ属の多年草植物で、九州南端から沖縄、台湾を経てインドまで広く分布しおり、月桃という美しい名前にふさわしく、6〜7月頃にかけて小さな蘭の花に似た美しい房状の黄色い花を咲かせます。
 沖縄では、昔からムーチーと呼ばれる餅菓子を保存するために日常的に使われてきたようですが、これは5月の節句に笹の葉で餅を包む本土の習慣と相通ずるものがありますね。

自宅で栽培中!
 餅を保存するために使われてきたということが、何を意味するかは想像が付くところでありますが、他にも、
・ 月桃が自生しているところには雑草が生えにくい。
・葉を体にこすりつけつと虫に刺されにくい。
・すり傷に汁を塗ると治りやすい。
・タンスに葉を入れて置くと、防虫効果がある。
・月桃エキスでゴキブリ駆除。
等々、沖縄では昔から庶民に親しまれ、共に生きてきた植物です。

 また、月桃の実(種子)の主成分は精油分で、活性酸素を除去するポリフェノールがなんと赤ワインの約30倍も含まれていることが、最近の研究で明らかになっています。

 以上のようなことから、現在月桃は様々な生活習慣病の予防など幅広い分野への応用が進められています。

〜人体への影響〜(ゲットウ有効成分の食品、医薬品、医薬部外品としての利用に関する研究/琉球大学)
1.実験方法(簡略)
 マウス(4群、雄雌各5匹/群)(1つの容器に雄3匹、雌3匹で飼育)に0.3%、0.6%、1.0%のゲットウ精油を添加したエサを与え、5週間観察すると同時に、そのマウスから生まれた子供のマウスに奇形が無いかを調べた。
2.結果
雄の体重に変化は見られなかった。雌は妊娠、出産で体重変化が大きいので、体重の観察からは除外した。
肉眼的に見た外観にも全ての群で異常は見られなかった。また、出産回数・匹数、離乳匹数、生後1ヶ月の体重に差はない上、奇形も観察されなかった。

(考察)
最高1%を添加した群においても、何の異常も見られなかった。
マウス1日の食物摂取量 約5g
1%群のマウスの1日のゲットウ精油摂取量 約50mg-------(イ)
マウスの体重約40gから(イ)は、1250mg/kg である。
 1日摂取許容量(ADI : Acceptable Daily Intake)は、最大無作用量を1/200倍したものであるから、
ゲットウ精油のADIは6.25mg/kg以下である。

参考 着香料のエチルパニリン(10mg以下)
   保存料の安息香酸(5mg以下)
   甘味料のサッカリンナトリウム(2.5mg以下)

新鮮ゲットウ葉の精油含量は0.1%であるから、もし、精油が毒性の根源とすると、
葉のADIは 6.25g/kg(310g/50kg体重)となる。
調味料のグルタミン酸ナトリウムのADIが 0.12g/kg以下 であることを考えると、ゲットウ葉の毒性については、まず問題にならないと考えてよい。
 なんだか難しいと思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、
要は、調味料に使用されるグルタミン酸ナトリウム(うまみ成分)よりも、1日に口に入れても良い量が多いですよということです。
 まあ、しかしながら今のところは口に入れるというよりは、肌に付けたり、頭に付けたりといった使用方法が一般的です。うがいなんかには、効果があるかもしれませんね。
 その辺のところも、これから試してみたいところです。もし、「こんな効果があったよ」といったことがございましたら、ご一報ください。紹介させていただきます。

>>続く(次回はいよいよ「きあら」についてです)

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